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「徒然草」の自分勝手な現代語訳(意訳)を中心に、ときどき自分の日常もつれづれます。

この嘲弄の上に乗ってふわふわと高い瞑想の領分に上って行くのが自分には大変な愉快になった。 硝子戸の中(夏目漱石)

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2013/05/09

【徒然草】 第十六段


神楽(かぐら)こそ、他と比べられないほど雅やかでおもむき深い。
おおざっぱに楽器の音色を選ぶなら、笛と篳篥(ひちりき)。
毎日聴いても飽きないのは、琶(びわ)と和琴(わごん)。

【 原文 】
神楽こそなまめかしくおもしろけれ
おほかたものの音(ネ)には笛・篳篥
常に聞きたきは琵琶・和琴

<所感>
清少納言が「いとかしがましく」と評した篳篥、
兼好は好きだったみたいですね。

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