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「徒然草」の自分勝手な現代語訳(意訳)を中心に、ときどき自分の日常もつれづれます。

この嘲弄の上に乗ってふわふわと高い瞑想の領分に上って行くのが自分には大変な愉快になった。 硝子戸の中(夏目漱石)

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2011/04/24

【徒然草】 第三段

色恋に没頭できない奴は、なんだか物足りなく、
底が抜けたグラスのようだ。
女の為なら、夜の露、暁の霜に濡れながら、
あてもなくさまよう。
親の小言や世間の目をごまかすのに忙しく、
会える会えないと想いは乱れ、
夜は独り悶々と寝られない...
そんな男にはやはり風情がある。
とはいえ、欲望に溺れっぱなしなのは論外で、
女性からの評判も悪くない、っていうのが理想だな。

【 原文 】
万にいみじくとも色好まざらん男はいとさうざうしく
玉のさかづきのそこなき心地ぞすべき
露霜にしほたれて 所定めずまどひ歩き
親のいさめ 世の謗りをつつむに心の暇なく
あふさきるさに思ひ乱れ
さるは独り寝がちに まどろむ夜なきこそをかしけれ
さりとて ひたすらたはれたる方にはあらで
女にたやすからず思はれんこそ
あらまほしかるべきわざなれ

<所感>
兼好さん、女好きの男を観察するのが好きだったみたい。
でも、俺も昔は...的なニュアンスも
ちょっと窺えたりもします。

2 件のコメント:

  1. 「交差点の横断歩道を渡る美人よりも、
    その美人に視線を送るドライバーを観察するのが好き」
    っていうオレと同じじゃん!
    うむ、「女好きの男」より
    「女好きの男を観察するのが好きな男」の方が
    エロいな、きっと…

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  2. to:帰山人さん

    あっ、その話会社で聞いた覚えが...。
    なんか視点が似てるかもしれませんね。

    あと、「女好き」とか「エロ」とか最初目について
    スパムかと思いましたw

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